2015年11月16日、韓国・聯合ニュースによると、国連の潘基文（パン・ギムン）事務総長は近く北朝鮮を訪問する。北朝鮮は国際社会での孤立からの脱却が狙いだとみられる。環球時報（電子版）が伝えた。

【その他の写真】

潘事務総長の訪朝報道に対し、韓国国民も関心を抱いている。北朝鮮は5月に韓国国境の開城（ケソン）工業団地への潘事務総長訪問を拒否している。今回受け入れた理由に注目が集まっている。

具体的な訪朝日程は明らかにされていないが、潘事務総長が金正恩（キム・ジョンウン）第1書記と会談する可能性が高い。国連関係者によると、国連事務総長の北朝鮮訪問は実現すれば22年ぶり。北朝鮮が訪問に同意した背景には、国際社会での孤立から脱したい思惑がありそうだ。潘事務総長を通じて何らかの突破口を見出したい考えだ。（翻訳・編集/大宮）