Record China 2015年11月12日(木) 12時12分
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11日、韓国の菓子「ペペロ」と日本の「ポッキー」の間で元祖をめぐる論争が続いているとの報道に、韓国のネットユーザーが意外な反応を示している。写真はソウルのロッテデパート・ロッテマート。
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2015年11月11日、韓国・MBCテレビは、韓国で「1」の形状に似たお菓子「ペペロ」の日とされるこの日が、日本では「ポッキーの日」とされていると紹介、その元祖をめぐって日韓で論争が続いていると報じた。
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ロッテが韓国で販売する「ペペロ」は、細長いビスケットにチョコレートがコーティングされた、日本のグリコ「ポッキー」にそっくりの菓子。ポッキーは日本で1966年に、ペペロはその17年後に韓国で発売されている。よって元祖はポッキーとするのが妥当と思えるが、ロッテの主張は、「11月11日を『ペペロの日』として売り出したのはロッテのアイデア」というもの。「ペペロの日」が韓国で流行になり成功しているのをまねて、グリコが「ポッキーの日」マーケティングを始めたというのだ。
MBCは東京・渋谷などの様子を取材、日本の「ポッキーの日」は、韓国の「ペペロの日」ほどは浸透していないようだと伝えたが、韓国のペペロ人気も近年下火になっているとの報道もある。11日、韓国・JTBCによると、ある大手スーパーでは今月のペペロの売り上げが例年より10%ほど減っており、代わりにやはり「1」の形をした棒状の餅が、新たな記念日の食べ物として人気を集めているという。
この報道に、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられたが、意外にもペペロ擁護派は少ないようだ。
「ペペロもポッキーもどっちもどっち。日本のお菓子だ」
「ロッテもグリコも日本企業でしょ?」
「ペペロの他にも、日本のお菓子をパクった物ばかりじゃないか。なぜ真実を報道しないんだ?」
「これはポッキーが元祖だと思うなあ」
「ペペロはチョコのコーティングが薄過ぎる」
「ポッキーの方が量が多くていい」
「申し訳ないけど、ポッキーの方がはるかにおいしいよ」
「韓国のお菓子で日本のをまねた物はすごく多いけど、質の良い材料まではパクれず、安物の材料で作っているのが実情」
「ポッキーって、日本の物だったの?」
「ペペロの日なんて要らないよ」
「11月11日はただの水曜日だ」
「お菓子としてはポッキーが先で、『ペペロの日』は韓国でロッテが始めて大成功した。すでに論争が終わった話だよ」(翻訳・編集/和氣)
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