Record China 2007年10月26日(金) 11時46分
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10月25日、半月に渡った山西省から北京市への水の放出は、総量約2500万立方メートルに及んだ。これにより、来年の北京オリンピック期間中の市内の水不足は大幅に緩和される。
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2007年10月25日、新華社は山西省水利局の話として、山西省から北京市への半月間にわたる水の放出がまもなく完了すると報じた。総量約2500万立方メートルの水が北京市に流れ込んだことになる。今回の放水は、来年の北京五輪期間中の水不足解消に大いに役立つとのこと。
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山西省大同市冊田ダムから北京市へ向けての放水ルートは、同省を流れる桑干河を利用し、河北省経由で北京市郊外の官庁ダムに流れこむという全長約180kmの行程。
山西省水利局は、2003―06年に毎年連続で計4回の集中放水を首都北京市に向けて行っており、これまでの全放水量は2億立方メートル。北京市の水不足緩和に貢献してきた。
同省は、水質確保のためこれまでに巨額の予算を投じて、冊田ダム上流にある3市に計17か所の汚水処理施設を建設。同ダム周辺地区の環境整備にも取り組み、より安全な首都圏への水資源供給に努めたという。(翻訳・編集/本郷智子)
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