2015年11月5日、環球時報によると、ドイツ鉄道の車両や部品を中国から購入する意向に対し、関連の労働組合が反発している。

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ドイツ最大の鉄道企業「ドイツ鉄道」の役員は、「今後3〜5年、アジアとりわけ中国はドイツ鉄道の需要を満たすことができる」と中国製車両や部品の購入の意向を示した。さらに同役員は、「将来的に中国の高速鉄道はドイツ政府から認められる可能性がある」と述べた。

ドイツ鉄道の意向表明に業界内では、「低価格な中国製がドイツの鉄道企業の重圧となる」と懸念する声が聞かれている。さらにディ・ヴェルト紙は3日、ドイツの関連労働組合が政府に対して「中国製列車を放棄せよ」と求めたと報じた。同労組は、「中国製車両の導入はドイツの鉄道発展にマイナスで、大量の労働者が失業の危機にさらされる」と警鐘を鳴らしている。（翻訳・編集/内山）