2015年11月4日、韓国・聯合ニュースによると、韓国で修理を終えたばかりのBMW車両から走行中に火が出て全焼、持ち主が黒焦げの車両を販売店前に止め、抗議デモを展開した。

【その他の写真】

3日午後5時40分ごろ、キム・ユンシクさん（31）が運転するBMW520dのボンネット付近から火が出、間もなく車両は全焼した。キムさんは煙に気付いて車を降りていたため無事だった。

韓国国土交通部は9月、タイミングベルトの欠陥を理由としてBMWに5シリーズ2万3000台余りのリコールを命じていた。このためキムさんもBMWに修理のため車を預け、3日午前に引き取ったばかりだった。BMW側は詳しい状況を把握し次第キムさんに連絡するとしているが、キムさんは「他の人にも修理の危険性を知らせるため」として、ソウル市内のBMW販売店前に全焼した車両を移動し、抗議の意を示した。

これについて、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「買い取ってもらえば？」

「外車でも韓国に入って来た途端に『お客様の過失』だ」

「僕にもリコールの案内状が届いたけど、修理に出すのが怖いな。BMWは原因をはっきりと明かしてほしい」

「海外メーカーのカモになっている韓国には、買うべき車がない」

「ベンツもBMWもフォルクスワーゲンも、昔とは違うね」

「（韓国の）現代自動車や起亜自動車は、原因究明を持ち主に任せて知らんぷり。BMWがどう出るか期待だね」

「サービスも良くないし、値段も高い。外車を買う人はなぜわざわざ苦労するんだろう？」

「国産も外車も怖くて乗れない」

「坊や、国産車に乗りなさい。サービスも輸入車よりはるかに良いから」

「これはメーカーを責めることではなく、こんな問題を傍観している国土交通部の問題では？」

「輸入車メーカーはこのところ自滅しつつあるね。現代・起亜車がうれしい悲鳴を上げそうだ」（翻訳・編集/和氣）