2015年11月3日、中国新聞網によると、米国務省のトルドー報道部長は2日の記者会見で、1日の日中韓首脳会談について「関係改善に向けた3カ国の努力を支持する」と表明した。

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安倍晋三首相と中国の李克強（リー・カーチアン）首相、韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領は1日、韓国・ソウルで開いた3カ国首脳会談で、2国間関係を改善し、3カ国協力を強化するために協力することで一致し、「北東アジアの平和と協力のための共同宣言」を採択した。

トルドー報道部長は「日中韓3カ国の強力で建設的な関係は、地域の平和と安定を下支えするものであり、米国および地域全体の利益に合致する」と述べた。

また、安倍首相と朴大統領が2日の首脳会談で従軍慰安婦問題の交渉加速で一致したことについて「デリケートな問題の解決努力の加速に合意したことを歓迎する」と述べた。

韓国・聯合ニュースによると、約1時間40分に及んだ日韓首脳会談は慰安婦問題が中心議題となった。朴大統領は同問題を「両国関係改善の最も大きな障害だ」とした上で、「被害者が受け入れることができ、韓国国民が納得できる水準で早急に解決されなければならない」と述べた。（翻訳・編集/柳川）