2015年10月28日、韓国・YTNによると、米国の核心技術移転拒否で窮地に立たされていた韓国の国産戦闘機「KF−X」開発事業について、朴槿恵（パク・クネ）大統領が「予定された期限内に成功するよう進めてほしい」と指示したことが分かった。

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防衛事業庁の張明鎮（チャ・ミョンジン）庁長は27日、朴大統領にKF−X開発事業に関する総合対策の報告を行った。米国政府が移転承認を拒否した四つの主要システム技術の国内開発計画と第3国との協力などについて報告すると、朴大統領は非常に肯定的な反応を見せ、「予定された期限内に成功させるように」と指示した。朴大統領の発言は、同事業を継続していく意志を明らかにしたものとみられている。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「ヨーロッパでも30年はかかると言われているのに、韓国が10年以内に成功させられると思う？」

「期限が自分の任期満了後だからって、そんな無責任な発言を！」

「ははは。絶対に不可能なことを、可能性があるかのように話す朴大統領。頭の中がどうなっているのか気になる！」

「事業を成功させるための一番の障害は自分だってことに気が付かないのかな？」

「防衛庁ではなく、民間企業が主導して進めればもっと早く実現するのに」

「期限を守るために焦って推進するよりも、ゆっくりでいいから着実に進めてほしい」

「最悪だ。今後、税金を払いたくない」

「急いで計画を進めないと！来年、日本が国産戦闘機を飛ばした時、全国民が後悔することになる」

「期限内に完成させることはできるだろうが、操縦士がどこかに飛んで行ってしまいそうで怖い」（翻訳・編集/堂本）