中国の労働権利団体、上海のiPhone下請け工場の劣悪な労働環境を発表「カビの生えた1室に、最大14人が生活する社員寮」―仏メディア

Record China    2015年10月26日(月) 7時40分

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23日、AFP通信によると、中国の労働権利団体が、中国上海にある米アップルの下請けでiPhone製造を行う工場の労働環境が劣悪であるとの調査報告を発表した。写真はiPhone6。

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2015年10月23日、AFP通信によると、中国の労働権利団体が、中国上海にある米アップルの下請けでiPhone製造を行う工場の労働環境が劣悪であるとの調査報告を発表した。

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「中国労工観察(チャイナ・レイバー・ウオッチ)」は22日、台湾系企業ペガトロンが上海で運営するiPhone製造の下請け工場について潜入調査を行った結果、「低賃金、長時間の労働、無報酬の労働、職場の安全性の低さ、劣悪な生活環境」という状況にあると発表した。調査報告では、従業員が現地の最低賃金である月給318ドル(約3万8000円)しか得られておらず、生活賃金ではないと指摘している。また、長時間労働させられた従業員らは片道30分かかる社員寮にシャトルバスで帰宅するが、1室に最大14人が住む部屋にはトコジラミがはい回り、カビが生えているという。(翻訳・編集/蘆田)

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