「政府ぐるみで中国にすり寄るさまは、国家の恥!」キャメロン首相の元右腕が発言―英国

Record China    2015年10月22日(木) 17時43分

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19〜23日の日程で訪英中の習近平中国国家主席だが、英国の歓迎ぶりは熱狂的ともいえるほどだ。しかし、キャメロン英首相の戦略アドバイザーを務めていた人物がこのほど、こうした歓待ぶりを「国家の恥」と一刀両断した。写真は19日、英国で撮影。

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2015年10月19〜23日の日程で訪英中の習近平(シー・ジンピン)中国国家主席だが、英国側は「中英関係の黄金時代が到来」として、その歓迎ぶりは熱狂的ともいえるほどだ。しかし、キャメロン英首相の戦略アドバイザーを務めていた人物がこのほど、こうした歓待ぶりを「国家の恥」と一刀両断した。台湾・聯合報傘下の海外華字紙・世界日報が伝えた。

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2012年までキャメロン英首相の戦略アドバイザーを務めたスティーブ・ヒルトン氏。現在は英シンクタンク、ポリシー・エクスチェンジの客員研究員を務めるほか、米スタンフォード大学で教壇に立っている。同氏は習近平中国国家主席の訪英について、英公共放送BBCの取材を受けた際、「英国政府総出で習近平氏を歓待しているようだが、中国共産党の指導者にここまで媚びへつらうとは、全くもって国の恥だ」と発言した。

「中国は事実上、ロシアやイランと変わらぬチンピラ国家だ。これに媚びへつらうどころか、毅然として接するべきだ。これをレッドカーペットで出迎えるのではなく、制裁を加えるべきだ」とも話している。この日、習主席はキャメロン首相と会談し、英国に中国製の原発3基を導入することで合意した(正確には中仏合弁のプロジェクトとなる)。これは中国が先進国に対する技術輸出で未曽有の大成功を遂げたことになる。これについてもヒルトン氏は、「英国はインフラ建設で必ずしもチャイナマネーを引き入れる必要はない」としている。(翻訳・編集/愛玉)

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