2015年10月21日、韓国・毎日経済によると、中谷元防衛相は20日、韓国を訪問し、韓民求（ハン・ミング）国防部長官と会談した。

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会談で両氏は、「他国の領域で日本の自衛隊が活動する場合、国際法に基づき当該国家の同意を得る」という内容の共同報道文を発表したが、「韓国の領土の範囲」をめぐり見解の違いも浮き彫りになった。

韓長官は「憲法上、北朝鮮は韓国の領土」と説明し、「自衛隊が北朝鮮で活動する場合は韓国政府の合意が必要」と主張した。これに対し、中谷防衛相は「韓国の有効な支配が及んでいる範囲は、南北軍事境界線より南側」との考えを明らかにし、「この問題は日米韓が協力して対応していくべき」と述べたという。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「独島（日本名：竹島）についてはどう考えているのだろう？」

「自衛隊が独島に近付いたら発砲すると言った盧武鉉（ノ・ムヒョン）元大統領が恋しい」

「だから日本を信じるなと言ったのに！」

「日本は虎視眈々（たんたん）と朝鮮半島侵略を狙っている。韓国は一瞬の隙も見せてはいけない」

「日米韓が協力して対応するというのは韓国側の考えで、日本は米国のことしか考えていない。韓国は眼中にない」

「当たり前のことでは？北朝鮮に核ミサイルを発射すると挑発されても、日本は大人しくしていなければならないの？それはひど過ぎる」

「他国に自国の憲法を押し付けてはいけない」

「朝鮮時代の話をしているのか？満州も韓国の領土と主張してみる？」（翻訳・編集/堂本）