米中間で“綱渡り”の朴大統領、バランス崩せば双方から信用失う―韓国メディア

Record China    2015年10月21日(水) 8時57分

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20日、環球時報によると、韓国・中央日報は「米国のオバマ大統領が南シナ海問題で朴槿恵大統領に圧力を掛けた」と報じた。資料写真。

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2015年10月20日、環球時報によると、韓国・中央日報は「米国のオバマ大統領が南シナ海問題で朴槿恵(パク・クネ)大統領に圧力を掛けた」と報じた。

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16日にホワイトハウスで行われた合同記者会見で、オバマ大統領は「韓国は米国と緊密な関係があるからといって、中国と良好な関係を築けないということではない」と強調したが、一方で南シナ海問題では「米国は中国が国際規範と法律を遵守することを望んでいる。朴大統領に唯一希望するのは、中国がそれに反することがあれば、韓国は声を上げるべきだということ」と指摘した。

これについて、韓国・東亜日報は19日に「韓国はオバマの要請に回答する準備ができているか」と題する社説を掲載し、「米国が公の場で韓国の外交的な立場に憂慮を示すのは極めて異例」と伝えた。また中央日報は、オバマ大統領の発言について専門家の見解は二つに分かれているとし、一つは「米中間に紛争が発生した場合、米国の側につくように」ということ、もう一つは「韓国は速やかに南シナ海問題での立場を表明するように」ということだとしている。

韓民族新聞は、「韓国の外交は大きな挑戦に直面している。韓国にとって米中両国はどちらも非常に重要であるが、現在の米中関係は時に緊張し、時に緊密である。このような状況では、バランスを取るのが難しい」と伝えている。ある専門家は「朴大統領は米中の間で綱渡りをしている。バランスを崩せば双方からの信用を失いかねない」と指摘している。(翻訳・編集/北田

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