2015年10月18日、韓国・聯合ニュースによると、韓国大統領府の安鍾範（アン・ジョンボム）経済首席秘書官は同日、朴槿恵（パク・クネ）大統領の訪米の成果に関しての記者会見を行い、「韓国の環太平洋経済連携協定（TPP）参加を歓迎するという米国の考えを再確認した」と明らかにした。

【その他の写真】

安秘書官は「韓国のTPP参加を歓迎するという米国の歓迎メッセージは、両国政府が合意した共同説明書に盛り込まれている」と明らかにし、「両国はすでに高水準の自由貿易協定（FTA）を締結しているため、韓国のTPP参加は難しくないとの意見で一致した」と説明した。また、米商工会議所の首席副会頭も、韓国のTPP参加に対する積極的な支持と支援を約束したという。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「TPP加入は検討もしていないと言っていたのはどこの政府？」

「これまで散々苦労してFTAを締結してきたのはなぜ？TPPに参加すれば一気に解決できたのに！」

「TPP加入の必要性について、国民が納得できるように説明してほしい」

「なぜTPPに参加する？対日赤字をこれ以上増やすつもり？」

「日本のカモになりたいの？」

「どうせ加入するのなら、もっと早くに加入するべきだった。加入が遅れるほど、多くの不利益を被ることになる」

「安いのに性能が良い日本車を購入したい。早くTPPを締結して！」

「日本との協議がスムーズに進むとは思えない」

「朴大統領はTPPが何なのか分かっているのだろうか？きっと何も考えずに、用意された台本を読んだのだろう…」（翻訳・編集/堂本）