<中国長者番付>アリババのジャック・マー氏が首位陥落、今年の1位は…?―胡潤研究院

Record China    2015年10月19日(月) 16時10分

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15日、中国で毎年発表される有名な長者番付「胡潤百富榜(フーゲワーフの富豪ランキング)」が最新版を発表した。中国のオンライン通販最大手・アリババグループを起業した前年1位のジャック・マー氏が陥落し、王健林氏に首位の座を譲った。写真は王健林氏。

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2015年10月15日、中国で毎年発表される有名な長者番付「胡潤百富榜(フーゲワーフの富豪ランキング)」が最新版を発表した。中国のオンライン通販最大手・アリババグループを起業した前年1位のジャック・マー馬雲)氏が陥落し、王健林(ワン・ジエンリン)氏に首位の座を譲った。中国の経済専門ニュースサイト・東方財富網が伝えた。

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英国人コンサルタントで中国の民間経済に明るいルパート・フーゲワーフ(胡潤)氏が主宰する「胡潤研究院」は1999年以来、中国国内の長者番付「胡潤百富榜」を年1回のペースで発表する。今年は17回目。

今年1位に返り咲いた61歳の王健林氏は、不動産大手でショッピングモールやホテル、映画館経営にまで事業を広げる大連万達Gの会長。総資産額は前年比52%増の2200億元(約4兆1248億円)。首位にランクするのは今回が2回目だ。2位に陥落した51歳のジャック・マー氏は中国におけるeコマース市場の開拓者であるアリババGのCEO。総資産額は前年比3%減の1450億元(約2兆7186億円)。続く3位は、中国最大手の飲料メーカー・ワハハGの宗慶後(ゾン・チンホウ)会長で、総資産額は前年比8%増の1350億元(約2兆5311億円)。以上上位3人の資産はいずれも、本人とその一族の所有となっている。

今年の「胡潤百富榜」では、1877人が資産20億元(約375億円)以上と発表された。うち、女性の割合は21%で、1980年以後生まれの若年層が56人。業界別では製造業・不動産業・IT業・金融業・製薬業がトップ5を占めた。また、ランク入りした富豪が置く本社の所在地は、広東省・北京市・浙江省が最も多かった。また、今年は初のランク入りを果たした富豪が多く、その業種では製造業・IT業がほとんどを占めた。(翻訳・編集/愛玉)

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