Record China 2015年10月20日(火) 14時27分
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14日、ペプシコーラが携帯電話を売り出すといううわさで世間はもちきりだ。写真はスマートフォンユーザー。
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2015年10月14日、ペプシコーラが携帯電話を売り出すといううわさで世間はもちきりだ。ペプシは13日、ついにコメントを発表し、中国で携帯電話および部品を発売することを明らかにしたが、携帯製造産業への参入は否定した。京華時報が伝えた。
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ここ数日、「ペプシ携帯」という新浪微博(ウェイボー)のアカウントがペプシの携帯発売情報を発表し、20日にはペプシが携帯により多くの情報を発表すると伝えた。発表会の招待状がすでにメディア宛に送られている。このアカウントは深セン玩瘋科技有限公司が登録したもの。同社は2011年に設立され、携帯電話と部品の研究開発、設計、製造、販売を主業務とする。
ペプシ中国法人がこのほど発表した声明によると、ペプシはライセンス協力パートナーとともに、今後数カ月以内に中国市場に携帯と部品をうち出すことを計画中だ。この取組は中国市場限定で、ペプシが最近世界で発表しているアパレルやアクセサリーなどのライセンス経営製品と近いものになるという。なお、パートナーが同公司であるかどうか、ペプシがうち出すライセンスアパレル製品ではどのようなモデルを採用するか、具体的な目標は何かなどについては、ペプシは明らかにしていない。
興味深いことは、携帯電話発売の動機について、ペプシは携帯製造産業への進出を否定したことだ。「ペプシコーラは常に文化発展の最前線を牽引してきた。今や科学技術が消費者の双方向的で中核的な文化の主要な柱の1本になっている。ペプシは携帯電話製造産業への進出は計画していない。このインターネット時代にあって、今回のようなやり方で中国の消費者と緊密な連携を保ち、革新的な方法でペプシブランドを推進するよう努力していく」という。
▼専門家の見方:携帯発売はブランド普及が重点
北京志起未来営銷諮詢集団の李志起(リー・ジーチー)会長は、「ペプシの携帯発売と製品の普及との間にとりわけ大きな結びつきがあるわけではない。より重要なことはペプシブランドの普及だ。こうしたモデルはペプシが10数年前に中国でうち出した『ペプシスポーツ』プロジェクトと同工異曲だ」と話す。
李会長は、「今回のようなブランドのライセンス協力は実はペプシのブランド経営モデルそのものだ。コーラを売るのは製品の経営であり、協力を通じてブランドの営業販売を強化し、ブランド価値を高める。ペプシには社内にブランドライセンスを専門に手がかける部署がある。ペプシスポーツは成功した。今回の携帯電話発売でも同じように、ターゲットを1985年以降や90年代に生まれた若い人たちとし、多様な製品を通じて、新たな消費層を呼び込み、ペプシブランドの存在感を際だたせることを目指す」と説明する。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/武藤)
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