「世界の舞台で成功するために」=英国、18億円投じ中国語学習者の増加目指す―中国メディア

Record China    2015年10月11日(日) 13時33分

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7日、ジョージ・オズボーン英財務相が先日上海の証券取引所で演説した際、中国語を学ぶ学生を2020年までに5000人余り増やすと発言した。写真は英国の中華街。

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2015年10月7日、ジョージ・オズボーン英財務相が先日上海の証券取引所で演説した際、中国語を学ぶ学生を2020年までに5000人余り増やすと発言した。中国国営ラジオ・中央人民広播電台のニュース番組「央広新聞」が伝えた。

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オズボーン財務相は、1000万ポンド(約18億円)を投じ中国の標準語を教える教育機関を支援し、中国語学習の学生を増やすと述べた。中国語学習の強化についてオズボーン財務相は、将来的に中国語はフランス語やドイツ語より意義のある言語になると発言。中国語学習のチャンスを学生に与え、急速に発展する世界経済において成功を手にできるよう後押しするという。

報道によると、2014年にイギリス産業連盟 (Confederation of British Industry)が発表したデータでは、企業において中国語はフランス語やドイツ語、スペイン語より重要度が増している。現在英国の中国語を教える学校は100校を超えており、教師は2000人余りで学生は数万人に達するという。

英国政府の支援に対して、経費不足で教材や教師を確保できない学校からは期待する声が聞かれているが、中国語を教える教師からは、「新たに中国語の授業を増やすということになれば、今ある授業と衝突する可能性があり、漢字の難しさが障害となり学習する学生が急増することは考えにくい」と悲観的な声もあがっている。(翻訳・編集/内山)

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