2015年10月7日、澎湃国際によると、米司法当局はこのほど、カリブ海の島国アンティグア・バーブーダの元国連大使で、国連総会議長も務めたジョン・アッシュ容疑者を収賄容疑で逮捕し、訴追した。贈賄側としてマカオの中国人実業家・呉立勝（ウー・リーション）容疑者らを訴追した。

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調べによると、呉容疑者は13年、アッシュ容疑者に50万ドル（約6000万円）の賄賂を贈り、マカオに国連の会議施設が必要だと主張した疑いが持たれている。これに対し、国連の潘基文（パン・ギムン）事務総長は非常に驚き、不安を感じているという。

王容疑者は中国の全国政協委員、政府顧問を務めている。マカオを拠点に不動産開発業を手がけ、資産は18億ドル（約2160億円）。米民主党への献金を続けている。先月には呉容疑者と秘書が米国に入国する際、450万ドル（約5億4000万円）を違法に持ち込もうとしたとして、米警察当局に逮捕されている。（翻訳・編集/大宮）