都市化で食糧自給率わずか40%、今年2400万トン不足―広東省

Record China    2007年10月17日(水) 17時50分

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2007年10月16日、世界食糧デーのこの日、広東省の食糧が今年2400万t不足すると報じられた。都市人口が増え続け、市場への依存度が年々高まっている。写真はもみ米を天日干しする農民。

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2007年10月16日、世界食糧デーのこの日、広東省の食糧が今年2400万t不足すると報じられた。経済の発展に伴い都市化が急激に進み、都市人口が増え続け、食糧は市場への依存度がますます高くなる傾向にある。

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同省は全国的に見ても食糧の消費量が多い省だが、食糧自給率はわずか40%足らず。食糧の作付面積は99年を境に減り続け、今年の食糧生産量は1400万tまで落ち込みそうだ。一方で、食糧の需要は増え続け、今年は3800万tが必要とされる。その結果、2400万tが不足する計算となった。

しかし、省都・広州市は法整備などで独自の食糧管理体制を敷き、食糧市場の安定的供給を実現している。市民の総需要を来年は600万tと見込むが、同市ではすでに市民半年分の食糧は確保できているという。(翻訳・編集/WF)

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