北京市、重度の大気汚染で「黄色警報」発令―中国

Record China    2015年10月6日(火) 14時38分

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5日、国慶節の大型連休が間もなく終わる中国の首都・北京で、重度の大気汚染が数日間続くことを示す「黄色警報」が発令された。写真は5日の北京。

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2015年10月5日、中国新聞網によると、国慶節(建国記念日)の大型連休が間もなく終わる中国の首都・北京で、再びスモッグが立ちこめた。市は5日夜、重度の大気汚染が数日間続くことを示す「黄色警報」を発令。市内全域で土木工事や建設作業が中断されることになる。

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北京では4日から再びスモッグが発生するようになり、5日になると市内は真っ白い空気に包まれるようになった。市環境保護監測センターの統計データによると、市中心部の大気中に含まれるPM2.5(微小粒子状物質)濃度は1立方メートル当たり228マイクログラムと高く、懐柔県や通州県など北東部や南東部郊外では、同250マイクログラムを超える数値が記録された。

市環境保護局によると、5日夜は低気圧の影響で風が弱く、湿度も高いため、5級重度汚染になるとみられる。6日も雲が多く、大気の拡散条件は良くない状態が続くが、7日以降は天候が回復するため大気条件も好転し、8〜10日も良好な状態が継続する見通しだ。

市環境保護局は黄色警報発令期間中、工事・建設現場などに粉じんを発生させないよう求めるとともに、道路上の清掃などの対応を強化するとしている。(翻訳・編集/岡田)

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