Record China 2015年10月9日(金) 4時41分
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7日、韓国で1日17万人が利用し、国民の重要な足となっている高速鉄道KTXだが、肝心のスピードが年々遅くなっていることが判明した。写真はソウルの鉄道。
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2015年10月7日、韓国・MBCテレビによると、韓国で1日17万人が利用し、国民の重要な足となっている高速鉄道KTXだが、肝心のスピードが年々遅くなっていることが判明した。
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5年前、ソウルと釜山を結ぶ最速のKTXの所要時間は2時間8分だったが、現在では2時間29分になった。月に2〜3回利用する男性は、「少なくとも2時間40分かかるとみて」乗っていると話す。同じ京釜線の途中駅、大田や東大邱の到着も、平均で10分ほど遅くなった。原因は、停車駅の増加だ。韓国鉄道公社(KORAIL)は、業績不振や地域住民の要望を受け、04年の開通当時6駅だった同路線の停車駅を13駅にまで増やした。駅停車のたびに所要時間が増え、速さが自慢だったはずの鉄道が遅くなってしまったのだ。
現在のKTXの駅間平均距離46キロは先進国平均の60%程度、平均速度は各国高速鉄道の80%ほどに落ち込んでいるという。
これに、韓国のネットユーザーから多くのコメントが寄せられている。以下はコメントの一部。
「本来の機能を生かせないなら、値段を下げろ」
「ソウル−釜山間なら、停車駅は大田と東大邱の2駅だけでいい」
「村に駅を造るな」
「田舎の人たちがこぞって、自分の村に駅を造るのに血眼になった結果だ」
「日本の新幹線は、停車駅が多い列車なら値段も安くなる。KTXは停車駅に関係なく値段が同じ」
「隣の国をちょっと見るだけでも、新幹線は高速鉄道らしく順調に運行しているのに。韓国はどうしてこうなるのか?」
「反対に値段は上がり続けてる」
「KTXが鈍行列車レベルに転落したんだね」
「座席が狭いセマウル号(韓国の特急列車)と思えばいい。大して違わない」
「地域の利己主義のせいでこんなことになった」(翻訳・編集/和氣)
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