2015年10月5日、韓国・ニュース1によると、韓国人の消費生活に関する満足度が下落し、自身の消費力や消費レベルが相対的に低いと考える人が増えたとの調査結果が出た。

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韓国消費者院が20歳以上の韓国人2575人を対象に調査した結果、韓国人の消費生活両極化指数が167（07年を100とした場合）となり、1994年の調査開始以来、最高値を記録した。今回の調査で自身を「中流層」と認識した人の比率は65．2％で、これまで最も低かった13年の62．5％よりは若干上がった。しかし、上流層に対する下流層の比率は23．9倍に上り、13年（12．9倍）に比べ大幅に伸びた。所得水準が中流であっても、自らを下流と認識する消費者が増え、両極化がさらに進んだことが分かる。

また、衣食住をはじめ、医療、教育、情報通信など11の消費生活分野を評価した「消費生活満足度」は63．8点（100点満点）で、同様の方法で調査した13年（71．6点）より7．8点下がった。今回、満足度が最も高かったのは66．5点の「食生活」で、「医療」、「文化及び余暇」が続いた。逆に最も満足度が低かったのは「慶弔事」で59．1点だった。

これについて、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。

「李明博（イ・ミョンバク）と朴槿恵（パク・クネ）が失った韓国の10年」

「李明博と朴槿恵の目標は、国民の奴隷化」

「世に知られる名には理由がある、ヘル朝鮮（地獄の韓国）」

「良くなっている物はあるのかな？」

「どうせ政府は気にも留めない。いくらやられても投票してあげる愚かな国民がいるんだから」

「大企業による大企業のためのごみ政府」

「いまだに自分が中産階層だと思っている貧民が多いから、セヌリ党（現政権与党）が存在する」

「北朝鮮と韓国の共通点は？両方とも地獄だ」

「この国に中流層が存在するのか？貧困層と富裕層だけが存在する国だ」

「月に200万〜300万ウォン（約20万〜31万円）稼いでも生活が苦しい」

「公務員の僕でも下流だと感じるようになった。給料の額が現実的じゃない」（翻訳・編集/和氣）