海抜4000メートル台、南極最高地点に自動天文台を設置―中国

Record China    2007年10月15日(月) 13時53分

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14日、中国社会科学院紫金山天文台の中国南極天文センターは、10月末に出発する第24回南極科学調査隊に2人の天文学者が参加することを発表。自動天文台を設置のための検証作業が任務となる。写真は紫金山天文台。

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2007年10月14日、江蘇省南京市にある社会科学院紫金山天文台の中国南極天文センターは、10月末に出発する第24回南極科学調査隊に2人の天文学者が参加することを発表した。自動天文台を設置のための検証作業が任務となる。

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天文台が設置されるのは“氷穹A”と呼ばれる地点。海抜4093メートルと南極大陸の最高点であり、世界で最も天文観測に適した地点の1つだという。この地点から地球全体の環境変化、大気環境の状況の計測が可能となる。

自動天文台設置の重大な任務を背負って、南極科学調査隊に参加するのは国家天文台の周旭(ジョウ・シュー)研究員と紫金山天文台の朱鎮熹(ジュー・ジェンシー)副研究員。彼らが小型の光学望遠鏡などを設置し、その運行状況を確認した後、来年にも正式な基地建設を開始する見込みとなっている。(翻訳・編集/KT)

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