2015年9月16日、韓国・聯合ニュースによると、安倍晋三首相の側近・萩生田光一氏が、潘基文（パン・ギムン）国連事務総長が中国の抗日戦争勝利70年記念式典に出席したことを批判したことについて、韓国政府は16日、「無知と傲慢（ごうまん）の至りだ」と述べた。

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自民党総裁特別補佐の萩生田氏は14日、日本のテレビ番組で、潘国連事務総長が中国の抗日戦争勝利70年記念式典に出席したことを批判し、「韓国（潘事務総長の出身国）は国連の事務総長を担えるだけの国ではない」などと発言した。

これについて、韓国政府当局者は「日本の政党関係者の不適切な発言にいちいち対応する必要はない」と述べた上で、「国連加盟国が全会一致で選出した国連事務総長に対し、韓国と関連させて騒いだのであれば、それは無知と傲慢の至りだ」と批判した。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「日本は世界で唯一、国連の常任理事国になれない国だ」

「安倍首相の周りにはやはり、非常識なやつが多い。日本国民の格を下げるな。そんなやつは日本社会から追い出すべきだ！」

「歴史を否定する日本は、少しずつ世界から疎外されている。そのことに日本だけが気付いていない」

「戦犯国の日本に他国を批判する資格はない」

「現実を見ろ。潘基文が国連事務総長を務めていることに反対する国はない。日本こそ、国連から脱退するべきでは？」

「韓国政府の口から『遺憾』以外の言葉が聞けてよかった」

「韓国政府当局者は酒に酔っていたのか？もっとましな言葉を思い付かなかったの？」

「日本も韓国も、レベルの低い政治家が多過ぎる」（翻訳・編集/堂本）