米ボーイング、737型機の最終工程を中国に移転へ=仏メディア「米国の経済関係者には想定外」―中国紙

Record China    2015年9月15日(火) 15時48分

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14日、仏RFI(電子版)は、米航空機大手ボーイングが一部の737型機の製造の最終工程を中国に移転することを検討しているとした上で、「米国の経済関係者には想定外のニュースだ」と報じた。写真はボーイングの工場。

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2015年9月15日、中国・参考消息(電子版)によると、米航空機大手ボーイングが一部の737型機の製造の最終工程の中国移転を検討していることについて、仏RFI(電子版)は14日、「米国の経済関係者には想定外のニュースだ」と報じた。

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ロイターが、航空・防衛関連出版のアビエーション・ウィークの報道として伝えたところによると、ボーイングは現在、すべての737型機の建造を米ワシントン州で行っている。同社はこの報道に関するコメントを控えたが、「常に生産性向上を追求している。それをやり遂げる方法の一つは中国を含む世界各地のパートナーとの連携だ。中国は我々の最も大きな国際マーケットだ」との声明を発表した。

ボーイングのライバルである欧州のエアバス・グループは、中国の天津に最終組み立てラインを保有する。同社として米国で初となるアラバマ州モビールの最終組み立てラインの操業も今週末に始まる予定だ。

アビエーション・ウィークによると、中国の施設では737型機の塗装、飛行試験、一部内装の据え付けを行う見通しだという。(翻訳・編集/柳川)

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