河川の浄化いよいよ本腰、2010年までに対策費4兆円―中国

2007年10月9日、中国環境計画院は第11次5か年（2006〜2010年）計画で河川の汚染対策に総額2565億元(約4兆1000億円)投じることを明らかにした。海河、淮河、遼河、黄河などの上中流域11か所を重点地区として、汚染浄化に乗り出す。

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対策事業は工業汚染の浄化、都市汚水処理、地区別汚染防止の3種類に分類され、実施される。対象となる川は23の省や市、自治区にまたがり、総面積で275万平方km、総水量は8129億立方m。

流域に住む人口は約7億8800万人。重点地区の水質が良くなれば、水環境が全国的に大きく改善される見通し。（翻訳・編集/WF）