2015年9月7日、韓国ソウル市九老区に建設中の、韓国初のドーム球場「高尺（ゴチョク）ドーム球場」が、15日の竣工に向け工事の最終段階に差し掛かっている。韓国・MKスポーツが伝えた。

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高尺球場は、08年に撤去された東大門野球場に代わるアマ専用球場として建設が進められてきた。建設途中で、ハーフドーム式から完全なドーム式へと設計が変更されるなどし、完工がずれ込んでいた。

竣工を前に、MKスポーツは「東京ドームより5メートル高い天井」との見出しで報じたが、東京ドームの半分に満たない座席数や、少ない駐車スペース、最寄り駅からのアクセスの不便さなど、問題を抱えてオープンを迎えることになりそうだ。公式の開場ゲームはキューバ戦に決定し、11月4日または5日に予定されている。

これについて、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。

「自慢する物がなくて、天井の高さを自慢？」

「1988年に造られた東京ドームと比べて自慢とは…」

「建設費は2700億ウォン（約267億円）、特にドームには2200億ウォン（約218億円）も使った。もったいない」

「韓国人がやることだから、仕方ないね」

「5メートル高いからって何になるの？。どうせ造るなら、東京ドームくらいか、それ以上大きくしないと。これじゃミニドームだよ」

「なぜこんなに小さいの？卓球場か？」

「いくらドームと言っても、7年もの工事期間と費用の割には粗悪な感じがするよ。何でも初めての物はいいかげんになるね」

「格好いい」

「言いたいことはいろいろあるけど、ドーム球場ができるのは喜ばしい。これをスタートに、釜山にも造ってほしいな」

「税金を食べるカバ、1頭追加」

「建設費は税金だ。ソウル市民みんなに楽しみを与えてほしい」（翻訳・編集/和氣）