秋の黄金週間に1億5000万人が旅行、マイカー利用などに多様化―中国

Record China    2007年10月9日(火) 11時18分

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8日、中国の秋のゴールデンウィークに関する統計によると、10月1―7日に前年比9.6%増の1億4600万人が旅行した。写真は旅行客でにぎわう河南省雲台山。

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2007年10月8日、全国祝祭日旅行部局間協調会議弁公室は秋のゴールデンウィークに関する統計を発表した。10月1日から7日までの間に前年比9.6%増となる1億4600万人が旅行した。旅行業の売り上げは642億元(約1兆300億円)と前年比14.8%の急成長を記録した。

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同弁公室の統計によると、業界別の売り上げ内訳は航空業界が前年比19.9%増の29.4億元(約470億円)、鉄道が12.5%増の14.8億元(約237億円)。39の旅行重点都市の売り上げが288億元(約4600億円)、その他の都市・観光地の売り上げが309億元(約4940億円)となっている。

同弁公室の関係者は、今年の秋のゴールデンウィークについて以下のように総括している。

第一に、例年と比べ、安全面の確保と旅行業界のマナー向上が目立つという。期間中の事故はわずかに2件で2人の死亡者を記録しただけとこれまででも最も事故・死者数が少ないゴールデンウィークとなった。また安全面などに関する旅行客からの訴えも例年を遙かに下回る278件に留まったという。

また、旅客数の増加が落ち着きを見せる中、売り上げは大きな伸びを記録したことが第2の特徴として挙げられる。内容も市民のニーズに応えて多様化し、個人旅行客・マイカーでの旅行の増加が目立つ。さらに、国家旅行局が推進している“農村旅行”も参加者が増加、農村の観光収入につながっているという。(翻訳・編集/KT)

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