2015年9月7日、韓国メディアによると、韓国の軍事機密情報の漏えい事件がここ3年で増加しており、その原因としてインターネット交流サイト（SNS）の普及が挙げられている。中国新聞社が伝えた。

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資料によると、韓国の陸海空の兵士が「軍事機密情報の厳守」規則に違反した事例は、2012年に2470件、13年に2520件、14年に3090件発生した。今年は上半期だけですでに2189件起きており、年々増加傾向にある。

増加原因として、SNSの普及が挙げられる。多くの兵士が携帯電話で機密情報を写真撮影し、その画像がネット上に流出しているのだ。

典型的な例として、最近、朝鮮半島の情勢は地雷事件や砲撃事件など緊張した局面を迎えているが、そんな中、韓国軍が訓練用に使う地上戦術統制情報システム（ATCIS）の画像がネット上にアップされ、機密情報が漏えいするという事件が起きた。（翻訳・編集/霧島）