2015年9月7日、韓国・KBSワールドラジオ（中国語電子版）は、韓国の2016年の経済成長率について、東南アジア新興市場国で金融危機が発生した場合、予測値を1．3ポイント下回るとの分析が出てきたと報じた。

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韓国の現代経済研究院のチョ・ギュリム専任研究員は報告書で、「米国の基準金利引き上げ、中国経済の減速、原材料価格の暴落という3つのマイナス要素が、東南アジア新興市場国の金融危機を引き起こした場合、韓国の16年の経済成長率は予測値を1．3ポイント下回ることになる」と指摘。同時に「インドネシアやマレーシア、タイでは金融危機が起こり得る」との認識を示した。

報告書は、中国経済はすでに減速を始めており、中国を主要な輸出相手国とする東南アジア諸国に与える影響は大きいと分析している。（翻訳・編集/柳川）