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5日、香港では中国本土からの旅行客の急減を受け、粉ミルク持ち出し規制の緩和を求める声が上がっている。写真は香港。
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2015年9月5日、澎湃新聞網によると、香港政府は粉ミルク持ち出し規制について、非香港人出産規制を緩和する予定はないと明らかにした。香港を訪問する中国本土客が減少している。旅客減少のあおりを受け、香港の小売業界では売り上げが7カ月連続で下がり続けている。
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なぜ旅客数は減少したのか。個人輸入業者の横行、不動産価格の上昇、産婦人科病院の“占拠”などに香港人の反発が強まったことを受け、政府は入境回数の規制、非香港人による産婦人科病院予約の禁止、粉ミルク持ち出し規制などの対策を導入した。また、一部政治団体による排外的デモも香港のイメージを悪化させた。
旅客数減少を受け、香港立法会の卸売・小売業界代表議員である方剛(ファン・ガン)氏は、粉ミルク持ち出し規制の緩和を提言したが、香港特区政府は現時点では政策変更の予定はないと回答している。(翻訳・編集/増田聡太郎)
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