韓国・朴槿恵大統領、大韓民国臨時政府の記念館セレモニーに出席=「先人の愛国精神を引き継ぐ」―中国メディア

Record China    2015年9月4日(金) 20時30分

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4日、韓国の朴槿恵大統領は中国上海にある大韓民国臨時政府跡地に建つ記念館の再開館式に出席した。写真は中国の抗日戦勝記念式典に出席した朴大統領。

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2015年9月4日、中国を訪問している韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領はこの日午前、上海にある大韓民国臨時政府跡地に建つ記念館の再開館式に出席した。澎湃新聞網が伝えた。

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大韓民国臨時政府は1919年、日韓併合に反対する独立運動家が設立したもので、中国は抗日戦争勝利70年の記念式典に合わせて改装を進めていた。

式典に出席した朴大統領は、「今年は中国の抗日戦勝70年、朝鮮半島にとっても光復70年目の年だ」と述べ、この歴史的な時期に改装を終えた記念館が再出発する意義は大きいと語った。さらに、「ここは中韓両国の友好の象徴だ」と話し、記念館の歴史的意義と価値を両国で分かち合いたいとの考えを強調。上海市長に対して「韓国と中国が日本帝国主義の侵略という暗黒の時期にあった時、上海は両国の運動家が助け合い、独立を求める姿を見続けた」「この先も上海が先導役となって、中韓貿易の拡大などに積極的な役割を発揮してほしい」と語りかけた。

朴大統領は記念館に「先人の愛国精神を引き継ぎ、朝鮮半島の平和的統一を実現します」とのメッセージを残している。(翻訳・編集/野谷

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