韓国、「放射線とがんの因果関係」を初めて認める政府報告書=韓国ネット「関連を否定してるのは日韓だけ」「韓国人のがんが増えた責任は日本に?」

Record China    2015年9月5日(土) 9時6分

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3日、韓国政府は原子力発電所周辺の放射線とがんの発病には関連がないとの立場を取ってきたが、このほど、政府機関の報告書に両者の関連性を認める内容があったことが分かった。資料写真。

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2015年9月3日、韓国・JTBCによると、韓国政府は原子力発電所周辺の放射線とがんの発病には一切関連がないとの立場を取ってきたが、このほど、政府機関の報告書にこの関連性を認める内容が含まれていることが分かった。

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11年、ソウル大学医学研究院は、韓国の原発周辺に住む女性の甲状腺がんの発病率が他の地域の2.5倍に上るとの調査結果を示していたが、この研究の結論は「放射線とがんには因果関係が認められない」とのものだった。しかし韓国原子力安全委員会はその後2年をかけて11年の取得データを再分析、13年の報告書の中で、「両者の間には統計的に有意な関連性がある」と、11年とは全く逆の結論を出すに至った。

記事は、この結論が公開されれば、学界にも大きな議論が巻き起こると伝えている。

これについて、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「僕でも知ってることを、いまさら分かったって?」

「法的根拠となるきっかけになればいい。大勢の被害者が補償を受けられないままでいる」

「どうせ政府は関連を認めないよ。認めたら、毎年ある程度お金を出さなきゃならない。税金を取るときは政府の自由だけど、お金を国民に返すのは、そう簡単じゃないからね」

「韓国も原子力発電はやめて、ドイツのような自然エネルギーの開発を進めるべきだ」

「原発が安全だって言うなら、国会議事堂や大統領府の横に建設しよう」

「周辺の住民もそうだけど、原発に勤務する人や、その社宅に住む家族が哀れだ」

「放射線とがんに何の関連もないと言い張ってるのは、韓国と日本だけでしょ」

「日本はどうするんだろう…」

「やっぱり日本には行っちゃ駄目だ」

「それなら、韓国人のがん発病が増えたことについて、日本に賠償請求訴訟をすべきでは?なぜしないんだろう?」

「一番気になるのは、日本の放射能が韓国にも飛んで来るかということ。釜山に住んでるけど、とても心配だ」(翻訳・編集/和氣)

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