中国が朴大統領を歓待した3つの理由とは?=韓国ネット「日中韓首脳会談で借りを返そう」「朴大統領はそこまで考えていない…」

Record China    2015年9月4日(金) 12時52分

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3日、韓国メディアは、抗日戦争勝利記念行事に出席するために訪中した韓国の朴槿恵大統領を、中国が歓待した理由は3つあると指摘した。これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。資料写真。

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2015年9月3日、韓国のテレビ局JTBCは、抗日戦争勝利記念行事に出席するために訪中した韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領を、中国が歓待した理由は3つあると指摘した。

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1つ目は、抗日戦争勝利記念の軍事パレードをみすぼらしい行事にしないため。中国は何カ月も前から朴大統領に参加を求めていたという。実際、行事に参加した首脳や指導者級の人物の中で、自由民主主義国家の首脳は朴大統領だけだった。

2つ目は、日米韓の軍事協力を軸に中国をけん制しようという米国の戦略を妨害するため。

そして3つ目は、中国が発射したミサイルの動きをリアルタイムで把握できる高高度防衛ミサイル、いわゆる、米国が計画している「THAAD」の朝鮮半島配備問題のため。「中国は自分たちの要求を言うため、事前にお客さまをもてなした。外交には、式典が豪華なら懐事情を考えなければならないという言葉がある」との指摘も出ている。

韓国メディアは、「THAAD配置問題に敏感な反応を示している中国が、盛大な式典の後にどんな要求をしてくるのか考えずにはいられない。中国の歓待が韓国に負担になる」と懸念している。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「中国の要求通りに動く必要はない。日中韓首脳会談の時に盛大にもてなして、今回の借りを返せばいい」

「武器を取らずに北朝鮮の核問題を解決できたら、それ以上にいいことはない!深読みするな!」

「なぜそこまで複雑に考える?THAADを配置する代わりに北朝鮮の核をなくせと一言言えばいいだけでしょ?」

「負担になるにもかかわらず韓国は出席した。借りを返さなければならないのは中国の方では?」

「THAADは中国ではなく、北朝鮮をけん制するために朝鮮半島に配置するのだと中国側に説明しないと!北朝鮮も怖いが、北朝鮮が滅びた後に、取り分を要求してくるであろう中国も恐ろしい」

「仲間とは仲良くしなければならないが、敵とはもっと仲良く過ごさなければならない」

「外交は難しい…。中国の思惑は何なのか、考え過ぎて頭が痛い」

「朴大統領がそこまで考えているとは思えない。式典出席後、朴大統領が気にするのはファッション評論家の意見だけ」(翻訳・編集/堂本

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