2015年9月2日、韓国・SBSテレビによると、この日中国・北京で開かれた中韓首脳会談において、文化コンテンツ産業拡大に向け両国が共同市場の創出を図るとの方針が話し合われた。

【その他の写真】

韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領は、中国の李克強（リー・コーチアン）首相と会談、中韓自由貿易協定（FTA）の発効を契機として中韓に一つの文化市場を創出、これを土台に世界市場に共に進出する方針について議論した。中韓間では既に、映画、ゲームなどの文化コンテンツの共同制作・発信が盛んになっているが、これをさらにドラマやアニメなど多様な分野に拡大、両国間の配信ネットワークを活用して共同配信する計画だという。

具体的には、中韓が共同で2000億ウォン（約202億円）規模のベンチャーファンドを設立、文化コンテンツ、スポーツウエア、消費財などに投資することでも合意した。

これについて、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。

「経済を活性化するのに、中国ほど良い市場はない」

「こういう交流が互いにとってウィン・ウィンになれば良い。良い隣人関係をつくっておいて、悪いことはないだろう」

「いやあ、槿恵ちゃんの外交には文句の付けようがないね」

「日本も早くに誠意ある謝罪をしてればね…。今ごろ後悔してるはず」

「米国も中国も実に頼もしい。北朝鮮の挑発ももう終わりだな」

「米国との関係ももちろん大事だけど、地理的に近くて影響も大きいのはやっぱり中国だ」

「朴大統領の対北政策、外交政策は本当にうまくいっている」

「外交だけ取ってみれば、これまでの大統領の中で最高だと思う」

「海外に行けば外国の首脳に無視されて、国内では威張ってる誰かさんとは大違いだね」

「朴大統領、信念を持って突き進んでください」

「見事な成果」

「感動が込み上げる。2000億ウォンものお金を朴槿恵が一人で作り上げた」（翻訳・編集/和氣）