中国のドラマから喫煙シーンが消える!?医療関係者らの抗議で国が指導強化へ―中国

Record China    2007年10月6日(土) 17時27分

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10月5日、放送や映像を監督する中国の広電総局は、人気ドラマ「新上海グランド」で喫煙シーンが多すぎると医療関係者らが抗議していた問題で、「不必要な喫煙シーンは作らないよう指導していく」と回答した。

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2007年7月、中国の人気ドラマ「新上海グランド」(原題:新上海灘)で喫煙シーンが多すぎるとして、医療関係者らが連名で、放送や映像を監督する国家広電総局に抗議していた問題で、10月5日、同局は「今後は喫煙シーンを減らすよう指導する」と回答した。

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同局は「制作サイドにタバコの害についての意識が希薄だった。今後はドラマなどで不必要に長時間、登場人物が喫煙するシーンを作らないよう指導する」としている。しかし、喫煙を禁じる法律がないことを理由に「喫煙シーンを完全に排除するには法的根拠がない」とも述べた。

「新上海グランド」はかつて周潤發(チョウ・ユンファ)が主演し、香港で大ヒットした「上海グランド」のリメイク版。問題の喫煙シーンについては、「女性以外の出演者が全員事あるごとにタバコを吸い、ある場面では亡きがらを抱いたまま紫煙をくゆらせる登場人物もいた」と指摘された。

(翻訳・編集/WF)

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