不法入国・滞在・就労の「三非外国人」締め出し強化!麻薬密輸など事件急増受け、雇用主も処罰へ―広東省

Record China    2007年10月5日(金) 12時13分

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4日、広東省労働保障庁は「就業促進条例」の草案に外国人雇用に関する条項を盛り込み、不法就労者の締め出しを図ることが明らかになった。資料写真。

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2007年10月4日、広東省労働保障庁は「就業促進条例」の草案に外国人雇用に関する条項を盛り込むことが明らかになった。無断で外国人を雇用した企業や個人への処罰と、不法就労の外国人を見つけた場合は即刻警察に引き渡し処分をゆだねる、などを定める見通しだ。

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背景には、省内に1万人ともいわれる不法在留外国人が起こす事件の急増がある。麻薬密輸がらみの事件が最も多く、2006年から今年9月までに160の事件で207人が逮捕された。特に今年上半期だけでも75事件で102人逮捕、昨年同期比316.7%増と、もはや見過ごすことができない事態となっている。

同省公安庁は年初より、不法な入国・滞在・就労を「三非」と位置づけ、外国人の管理強化を始めている。今回の新規定では、就労先から「三非外国人」を締め出すことで、治安維持を図る狙いがある。(翻訳・編集/WF)

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