2015年8月28日、韓国・聯合ニュースは、米韓合同の軍事演習が、朴槿恵（パク・クネ）大統領参観のもとで実施されたと報じた。

【その他の写真】

京畿道抱川の訓練場で朴槿恵大統領が参観した中で28日開かれた「2015統合火力撃滅訓練」は、米韓両国軍47個部隊の将兵2000人余りと軍事車両318台が参加するという史上最大規模で行われ、朴大統領は就任後初めて参観した。過去には、朴正煕（パク・チョンヒ）、全斗煥（チョン・ドゥファン）、盧泰愚（ノ・テウ）、盧武鉉（ノ・ムヒョン）、李明博（イ・ミョンバク）大統領がそれぞれ1度ずつ参観し、首相が代わりに出席したことも2度ある。朴大統領は訓練参観に先立ち、韓国軍の最新兵器を見学しながら軍関係者の説明を聞いた。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「来年にはアパッチ攻撃ヘリを導入して実戦配置してほしい」

「北のやつらよ、この訓練をよく見ておけ」

「朴槿恵大統領も、安全保障が最優先だと考えているようだ」

「すごい規模だ。自衛隊の火力訓練が子供の遊びに見えるほどだ」

「軍事力の自慢ばかりしていないで、北朝鮮の核爆弾をなんとかしろ」

「戦時作戦統制権（戦争時に軍隊の作戦を指揮する権限）もない国が訓練をして何がそんなにすごいんだ。米軍のすごさを表すだけだ」

「南北がやっと合意して平和的な道を歩こうとしているときに大規模な訓練を実施して…。北が挑発と取らねばよいが」

「このように米軍と合同訓練を行いながら、中国の閲兵式に参加する朴槿恵のことを、オバマ大統領や米指導部がどのように考えているだろうな」（翻訳・編集/三田）