2015年8月25日、韓国・ニューシスによると、北朝鮮が4日に発生した地雷爆発事件に遺憾を表明した。一方、韓国は北朝鮮に向けた宣伝放送を全面中断することを決めた。

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22日から続いていた韓国と北朝鮮の会談が25日未明に合意に達し、「共同報道文」が発表された。北朝鮮は地雷で韓国の軍人2人が負傷した事件に遺憾を表明し、前線地帯の「準戦時状態」を解除。韓国は拡声器による北朝鮮向けの宣伝放送を25日正午から中止すると明らかにした。

会談に出席した韓国大統領府の金寛鎮（キム・グァンジン）国家安保室長は、北朝鮮の遺憾表明を「事実上の謝罪」と評価し、「今回の会談で北朝鮮が地雷事件に謝罪し、再発防止と緊張緩和のために努力すると約束したことは、とても意味のあること」と述べた。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「北朝鮮はたとえ国が消滅する危機に直面しても『申し訳なかった』とは言わないだろう。『遺憾』を表明させたことはすごい成果だ」

「100％満足はできないが、80点はあげてもいい。そして何より拡声器の効果が証明された！」

「遺憾は謝罪ではない。地雷事件で2人の若者が足を失った。きちんと謝罪するべきだ」

「『遺憾だ』は『軍人がけがしたの？かわいそうに』という意味だよ？本当に生ぬるい対応。韓国が損をした気分」

「日本が怒っているよ（笑）。『我々も何度も遺憾を表明した。なぜ北朝鮮の遺憾だけ受け入れる？』って！」

「慰安婦問題に対する日本の『遺憾』と何が違うというのか？」

「『遺憾です』は安倍首相の口癖。遺憾表明が事実上の謝罪なら、安倍首相は今まで、何度も繰り返し慰安婦問題や侵略の歴史に謝罪してきたことになる」

「安倍首相の妄言よりも『遺憾です』という言葉が嫌い」

「友達に謝罪しなければならない時、『遺憾だ』と言ったらどうなる？一生仲直りしてもらえないよ。また屈辱外交をしている…」

「韓国に生まれたことが遺憾！」（翻訳・編集/堂本）