環境保護違反1400社以上を処分！職員4万人がかりの大規模検査で―安徽省

2007年10月2日、中国の新華社サイト「新華網」は安徽省が今年4月から省内の企業1万6000社を対象におこなった環境保護の実態調査について伝えた。

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同省環境保護局がおこなった調査の結果、1400社に環境保護違反が見つかった。王文有（ワン・ウエンヨウ）安徽省環境保護局副局長は、これらの違反企業に対し行政処罰として、罰金や追徴金の請求・企業名の公開・徹底した責任追及などをおこない、企業によるさまざまな環境保護違反行為を今後も厳しく取り締まると話した。

今回の調査には全省で延べ4万人以上の職員が出動。170社以上が生産停止処分となり、800社以上に改善命令が出された。

王副局長は、今年7月に国家環境保護総局が安徽省蕪湖市経済技術開発区と巣湖市・バン埠市に下した「流域限批（水質汚染が著しい長江・黄河・淮河・海河流域における新規プロジェクト認可の一時停止措置）」も、2か月に及ぶ関係者全員の努力が実を結び、まもなく解除される見込みだと語った。（翻訳・編集/本郷智子）