「安倍首相よ、日本の若者に中国への謝罪義務を負わせないというのであれば中国人にだって…」の投稿に、中国ネット「そのひと言にグッときた」

Record China    2015年8月25日(火) 5時49分

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24日、安倍晋三首相がかねてより注目されていた来月3日の中国訪問を見送る方針であることが明らかになった。写真は中国人民抗日戦争記念館。

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2015年8月24日、安倍晋三首相がかねてより注目されていた来月3日の中国訪問を見送る方針であることが明らかになった。

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中国は抗日戦争勝利記念日に当たる来月3日に、戦勝70周年を記念する盛大な式典を北京市で開催する。安倍首相の訪中については今月中旬、「この日の午後に中国を訪れ、習近平(シー・ジンピン)国家主席と会談する方向で調整を進めている」との報道が流れたが、中国外交部報道室はその後、「安倍首相が9月に中国を訪問することは聞いていない」とこれを否定した。

今回の訪中見送り報道について、あるネットユーザーは中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に「笑わせてくれる。安倍首相が来るつもりだったとは全く知らなかった。外交部は早くから『聞いていない』って言っているし、見送りも何もあったものじゃない。日中関係の正常化は安倍首相の在任中はあり得ない」と投稿。そして、「過去の日本人の代わりに現代の若者が中国に謝罪する義務などないというのであれば、中国の若者にだって過去の中国人に代わって日本人を許す権利などない」とつぶやいた。

安倍首相は14日に発表した戦後70年談話に「おわび」「痛切な反省」「植民地支配」「侵略」の文言を盛り込み、後の世代に謝罪を繰り返させてはならないとの考えを示している。

このネットユーザーの投稿に、別のユーザーからは「最後のひと言にグッときた〜!」「良く言った!確かに日本には学ぶべき点が多いけど、この問題は絶対に譲れない」「中国が歓迎するのは平和を愛し、歴史上の事実を認める人だけ」などのコメントが出る一方、「歴史の正視を主張するのであれば、中国政府は文化大革命で犠牲になった同胞に謝罪するのが先だ」との意見もあった。(翻訳・編集/野谷

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