2015年8月16日、ある在日中国人が中国版ツイッター・微博（ウェイボー）に日本人に関する投稿を行った。

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中国では、日本社会の素晴らしいところとして「時間を守ること」がしばしば取り上げられる。中国のネット上でも、日本人の観光バス運転手がいつも集合時間のかなり前に到着していることや、通訳が必ず15分前には約束の場所にいることなどがよく紹介されている。また、電車やバスなどの公共交通機関がほぼ時刻通りに運行されていることもよく話題に上る。

そうした中、日本在住のネットユーザーは、友人の友人が体験した出来事を紹介した。「もう我慢できない。8時半に集合と約束した結果、1人の日本人は4分遅刻、もう1人は8分遅刻、さらにもう1人は20分も遅刻した」とし、そのやり取りが記されたLINEのキャプチャ画像を掲載。「今度、日本人が『外国人は時間を守らない』なんて言ってきたらひっぱたいてやる」としている。

この投稿に、ほかのネットユーザーからは「よく言われる（日本人の）“15分前行動”はどこに行った？」「こういうのは本当に嫌い。私は割と時間を守る人だから、遅刻されると二度と一緒に何かしたいとは思わなくなる」「日本人は女性の方が男性より時間を守らない気がする」「私は同級生と遊ぶ約束をして、20分前に待ち合わせの場所に着いたのに、遅刻する人がいっぱいいた」「相手が中国人だから遅刻しても構わないって思われてるのかな」などの声があがった。

確かに最近では、日本人の時間に関する考え方が以前に比べて厳しくなくなっているように感じられる。携帯電話やチャットアプリの普及で、すぐに連絡を取り合えるようになったことも、遅刻のハードルを下げている遠因かもしれない。（翻訳・編集/北田）