2015年8月18日、韓国・ハンギョレ新聞によると、韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領が、朝鮮半島の南北統一に向けた準備作業を行う統一準備委員会討論会の席で、「来年に統一が実現することもあり得る」と発言し、韓国で物議を醸している。

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先月10日、大統領府で開かれた討論会の参加者によると、朴大統領は「統一は来年にも実現するかもしれない」として、委員会に対し「統一への準備」を呼び掛けた。この発言は委員会に対する形式的な激励だったとの見方がある一方、北朝鮮の崩壊など、急変事態の可能性が高いとの認識が根底にあるのでは、といぶかる声も上がっている。討論会に参加した専門家の一人は、「北朝鮮に異常な動きがあるという話を暗に示唆している印象を受けた」と語った。

これについて、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。

「北朝鮮マーケティングにはうんざりだ。朴槿恵政権は、北朝鮮がなければ維持できない」

「うそをついていらっしゃる」

「統一するかもと思っている人が、国の借金ばかり積み上げるとは。本当に統一したら、韓国のお金は紙くずになるぞ」

「だから国をこんなざまにしたのか」

「北朝鮮崩壊による統一は最悪のシナリオじゃなかった？対応できないほどの大波が押し寄せることになる」

「急変事態で統一されたら、財閥や金持ちだけが得するだろう。庶民には災難でしかない」

「統一は民族の念願だけど、朴槿恵時代には絶対に統一しちゃ駄目だ。統一までめちゃくちゃにしたくはない」

「恐ろしい女だ。無知が天まで届く」

「もう詐欺はやめてくれ。誰も信じられない」

「統一する気もないくせに、なぜそんな話をするんだろう？それに、金正恩（キム・ジョンウン）の目の黒いうちには統一できないよ。やるとしたら、金氏を王様として迎えることになる」（翻訳・編集/和氣）