2015年8月15日、日本からの解放を祝う祝日・光復節を迎えた韓国では、あちこちに国旗（太極旗）が掲揚されたが、祝日が過ぎた後、多くの国旗が一般ごみと一緒にごみ箱に捨てられている現実を、韓国・朝鮮日報が報じた。

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韓国の国旗の扱いなどを定めた国旗法では、「国旗が毀損（きそん）された場合、速やかに焼却などの適切な方法で廃棄すること」とされている。また、個人が焼却するのは危険かつ不便なため、地方自治体が住民センターなどに国旗収集箱を設置・管理することが推奨されているが、その通り運用できている自治体は少なく、多くの住民が「ごみ箱に捨てる」という違法な方法を取らざるを得ない状況のようだ。

朝鮮日報の取材に対し、ソウル市内の住民センター76カ所のうち、国旗収集箱を設置していないと答えたのは30カ所、中には、「衣類収集箱かごみ袋に入れて捨てては駄目なのか」と問い返した担当者もいたという。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「韓国は市民意識が問題だ」

「国旗を捨てたり汚したりしてはいけないとは分かってるけど、収集箱があることは初めて知った。もっと広報してほしい」

「韓国人の愛国は口だけ」

「中国の悪口はやめよう」

「ごみ箱として使われるような箱を収集箱に使うこと自体問題では？中が見えるように透明な箱を使うべき」

「韓国の公務員はただの会社員と同じ。国と国民のために働く使命感も自負もなく、私利私欲にまみれた怠け者だ」

「昔の愛国者が見たら残念がるだろうけど、今の韓国ときたら…」

「子どもの頃、太極旗が古くなったり汚れたりしたら必ず燃やして捨てると習った」

「中国や東南アジアにも劣るレベルだ」

「日本人が実際にこういう事態を見たり、こういう記事を読んだりしないといいけど…。すごく恥ずかしい」（翻訳・編集/和氣）