2015年8月13日、中国のインターネット上に、「韓流が世界的に受け入れられているのはなぜか」と問い掛ける一文が掲載された。

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少女時代やスーパージュニアなど、韓国のアイドルグループが最近、次々と米国を訪れている。米ニューヨーク・タイムズはこうした「韓流」の流入についての記事を掲載し、若い世代を中心に韓流が受け入れられていると指摘した。

これまで米国のハリウッドが世界の芸能市場を席巻してきたが、1980年代から2000年代初頭生まれの「ミレニアム世代」は米国以外の文化に強い関心を持っている。PSY（サイ）の「江南スタイル」などが強いインパクトを与えたとみられ、ある女性は「韓流ドラマの純粋さが大好き。うそや過激な表現に満ちた米国のドラマとは違う」と語っている。

また、韓国は、ドラマや音楽だけでなく、ファッションや化粧、観光からグルメに至るまで、国を挙げてのソフトパワー戦略に取り組んでいる。韓流スターとインターネットツールを組み合わせた方法で文化の輸出を推し進め、「Kフード」「Kスタイル」「Kプレイス」など「K」を冠したブランド戦略は「韓国」そのものを1つのブランドにしつつあるようだ。（翻訳・編集/岡田）