韓国の「人民元ショック」、アジア諸国で最悪レベル=「悪いことは何でも上位の韓国」「否定的に考える必要はない」―韓国ネット

Record China    2015年8月14日(金) 8時51分

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13日、韓国・聯合ニュースは、中国が人民元の切り下げに乗り出し、アジア新興国の株価と通貨が急落した中、韓国も最高レベルの大きな影響を受けていると報じた。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真は人民元。

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2015年8月13日、韓国・聯合ニュースは、中国が人民元の切り下げに乗り出し、アジア新興国の株価と通貨が急落した中、韓国も最高レベルの大きな影響を受けていると報じた。

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国際金融市場と市場情報会社マーケットによると、韓国の5年満期外国為替平衡基金債券(外平債)のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)プレミアム(前日基準)は、57.56bp(1bp =0.01%)となった。デフォルトの危険指標であるこの数値は、先月8日(58.89bp)以降1カ月あまりで最高になった。前日の不渡り危険指数は、先月初めのグレグジット(※ギリシャのユーロ圏離脱)懸念と中国の株価暴落で世界の金融市場がパニックに陥ったときとほぼ同じ水準だ。

韓国のCDSプレミアムは、中国人民銀行が人民元の引き下げを発表する直前の10日より4.08%上昇した。アジア主要16カ国のうち、同期間で韓国よりCDSプレミアムの増加率が高いのは、タイ(7.71%)、マレーシア(3.73%)だけで、フィリピン(2.46%)、インドネシア(2.40%)、サウジアラビア(1.68%)、カタール(1.19%)やパニックの震源地である中国(1.28%)のCDSプレミアムの増加率は韓国よりも低かった。

対ドルで韓国ウォンの下落(ウォン安)幅もアジア諸国の中で目立った。2日間(11〜12日)で見ると、韓国ウォンは対ドルで2.36%下落。米ブルームバーグが集計したアジア11カ国の通貨のうち、中国元(−2.84%)、マレーシアリンギット(−2.83%)に次いで高い下落率を記録した。台湾(−2.20%)、シンガポール(−2.07%)、インドネシア(−1.83%)、インド(−1.49%)の通貨も1%以上の下落率となったが、日本円は+0.008%でほとんど変動がなかった。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「韓国は悪いことは例外なく上位圏」

「民族性自体が合理的な思考が不可能だからな〜」

「こんな記事は国民に不安を与えるだけだ。韓国が不渡りなんて出さない」

「民間債務の増加、国家負債の増加など、政府の経済政策がリスクを育てたからだ」

「どういうことだ。500年前も今も、中国の支配から抜け出せていないのか?」

「ウォン安になると庶民の生活は厳しくなるが、経済全体では良い方向にいくのでは」

「ウォンが中国元につられて安くなったのは、韓国へ投資している人が多いのではなく、投機家が多いことが理由だろう」

「投資先としてのアジア市場からは撤退しておくのが唯一の生き残りの道のようだ」

「あまり否定的に見ることはない。これは、韓国が中国から最も多くの利益を得ていることを意味するんじゃないか。中国は計画通りにやっている。中国の輸出が生き返ってこそ韓国経済も生き返る」

「中国がうまくいけば韓国も輸出が増えるし、為替レートが落ちれば韓国製品の競争力も高まる。良いこともある」(翻訳・編集/三田)

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