2015年8月12日、韓国・SBSは、「猛暑の韓国で、電気代を払えずに涼むため外で寝る人が増えている」とした日本メディアの報道について、まったくの誤報だと伝えた。

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日本メディアが9日、インターネット上に掲載した記事は、韓国で熱帯夜を公園や道路脇で過ごす人が増えている原因として、「クーラーを持っていない」、「あっても電気代を払えない」人が少なくないことを挙げている。SBSは「真夏の夜を川辺や公園で過ごすのは韓国人だけの文化」とし、日本の記事はまるで韓国が「貧しい国」であるかのような誤報と批判、「少なからぬ日本人がこの記事を信じてしまっている」と懸念を示した。

日本の報道の真偽を確かめるため、SBSは同メディアの韓国支社に問い合わせたが、「（記事を書いたと思われる）大阪支社と連絡を取る方法がなく経緯が分からない」との回答だったという。

これについて韓国のネットユーザーからは、むしろ「誤報ではない」とのコメントが目立つ。

「電気料金のぼったくりのせいで、エアコンを付けられないのは確か。他の国ではエアコンを付けても、韓国のように電気料金の心配をしなくてよい」

「庶民が苦しんでるのは事実だ！貧しいのも正しい」

「米国に住んでたときは電気代の心配をしなかったけど、韓国は国土が狭いから高いのかな？」

「正しい記事だよ。猛暑にエアコンをばんばん付けてる家なんて、ほとんどない」

「エアコンを自由に使えるなら、そりゃあ家にいるよ」

「エアコン買って1年になるけど、何回付けたかな？」

「李明博（イ・ミョンバク）と朴槿恵（パク・クネ）のせいで苦しくなった」

「誤報ではなく、韓国の実情を伝えている。政権の顔色をうかがう韓国メディアとは違うんだよ」

「電気代の分、涼しい所に出かけて遊んだ方がよい」

「正しい記事だ。電気料金が高くて、扇風機すら使えないおばあさんをニュースで見たよ」

「韓国はすべての公共料金が日本より高いと思う」（翻訳・編集/和氣）