2015年8月11日、韓国メディア・韓国経済は、ホンダS660の今年の割り当て販売台数8600台の予約がすべて埋まり、高い人気を示していると報じた。

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ホンダによると、S660モデルは需要に供給が追い付かず、現在注文の受付を停止している状態だが、10月には再開する予定。S660は軽自動車だが、ミッドシップエンジンを搭載したスポーツカーのアイデンティティを持っている。若い消費者をターゲットに開発したが、40代以上が購入者の80％を占めているという。米ブルームバーグはこうした現象について、「効率的な公共交通システムと高齢ドライバーの増加、若い消費者の自動車離れ、車庫証明をはじめ維持費の負担、厳しい免許発行のプロセスなどが20〜30代の消費者の障害となっている」と指摘している。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「日本の車を褒めるやつは売国奴だ」

「デザイン良いね」

「韓国でも販売してほしい」

「欲しいな〜。でも後部座席が無いのが少し残念」

「実用性は捨ててデザインと走る楽しさにだけ集中した特別な車だな。でも街にあふれる似たり寄ったりの車よりは良い」

「現代自動車もこんな車作ってみろ」

「2000万ウォン（約210万円）の高性能バイクと思えばいい。どうせ2人しか乗れないし、荷物も積めない」

「ホンダSシリーズは、突然出てきたのではなく、以前のシリーズから発展してきた車だ。それに、このサイズでこんな車を発売することができる技術力はすごい。個人的には日本がものすごく嫌いだけど、このような部分は認めるしかない。国内企業も消費者の選択の幅が広がるように技術開発をすべき」

「韓国で検査を受けて乗れるようになるには1年半はかかりそうだな。それでも魅力あるこのミッドシップエンジンの軽自動車。一般のスポーツカーみたいにガソリンをがぶ飲みするわけでもないし、2000〜3000万ウォン（約209万〜314万円）の手ごろな価格で、オープンにもなるし運転する楽しみやユニークさもある。日々の使い勝手ではトランクが少し小さいけどスーツケースを持ち歩いて乗るには良さそうだね」（翻訳・編集/三田）