2015年8月6日、インドネシアメディアは、「日本が中国のあらゆる動きをまねしている」と伝えた。

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日本政府は、首都ジャカルタからジャワ島西部のバンドンまでの高速鉄道建設にかかる総額25億ドル（約3100億円）の費用について、その75％の資金を貸出金利年0．1％、返済期限40年で提供するとしている。また、建設材料の50％を現地生産することも承諾した。

日本政府が大胆な条件を提示する前には、中国政府も40億ドル（約5000億円）を貸出金利年2％、返済期限25年という条件を提示している。記事は、日本の動きは中国が最近、インドネシアを含むアジアの国々がアジアインフラ投資銀行（AIIB）への参加を決めたことに影響されたと分析している。

中国はAIIBのほかに、「シルクロード基金」や「一帯一路」戦略で数十億ドルの資金を投入する計画だ。記事は、「インドネシアは中立を保ちつつ、日中の敵対関係の中から利益を得るべきだ」と伝えている。（翻訳・編集/北田）