2015年8月9日、韓国・聯合ニュースによると、韓国国民10人のうち7人は政府を信頼していないことが分かった。

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経済協力開発機構（OECD）の報告書「一目で見る政府2015」（Government at a Glance 2015）によると、14年現在、韓国政府に対する国民の信頼度は34％で、調査対象41カ国のうち、中下位圏となる26位にとどまった。これは、OECD平均の41．8％よりも低い結果だ。

今回の調査は、世論調査機関ギャラップが国ごとに1000人を対象にアンケートを実施した結果だ。ギャラップは「政府に対する信頼（confidence）があるか」について「はい」または「いいえ」で回答を求めた。

発展途上国では、インドネシアが5位（65％）、トルコが10位（53％）、エストニアが22位（41％）、ブラジルが24位（36％）となり、韓国よりも政府への信頼度が高かった。韓国と同じ26位となったのは、南アフリカとチェコだ。

「PIGS」（ポルトガル・イタリア・ギリシャ・スペイン）と呼ばれる財政危機国は、韓国より政府の信頼度が低かった。イタリア（31％）をはじめ、ポルトガル（23％）、スペイン（21％）、ギリシャ（19％）などが下位を占めた。

先進国の日本は39％で23位、米国は35％で25位だった。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「想像はしていたが、本当に深刻な状態だ。大韓民国目覚めろ」

「韓国の司法制度が恥ずかしい」

「政府がいかに頼りないかよく分かるね」

「3割が信頼していることが信じられない」

「なんてことだ！信頼する人が3割もいるなんて」

「政府を信頼している3割は、政府関係者の家族か、公務員の家族だな」

「まだ政府を信じている人がいるなんてショックだ」

「思ったより、信頼している人が多いんだな」

「でたらめばかりしている政府を信頼できるわけない」

「政府は公約を守ったことがない。こんな状態で信用できるわけないだろう」（翻訳・編集/三田）