2015年8月6日、韓国・聯合ニュースによると、韓国で18年度から使用される高校の韓国史の教科書で、旧日本軍慰安婦や竹島に関する記述が強化されるもようだ。

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国史編さん委員会メンバーらから成る韓国歴史教育課程研究チームは、7日午後に開く公聴会で、歴史教育の「重要学習要素」について発表する。試案では、韓国史を時期ごとに分類した27の小テーマのうち、「現代世界の変化」に、「サンフランシスコ講和条約」、「戦後の補償問題」、「東北工程（中国による中国東北地域の歴史研究プロジェクト）」、「日本軍慰安婦問題」の4項目が加えられている。

研究チームはこの意図について、「北東アジアの緊張を高める領土問題、歴史の摩擦、過去の歴史問題などを具体的な事例を通して把握させたい」とし、代表的な例として、「中国の東北工程、日本軍慰安婦問題、日本の独島（日本名：竹島）への不当な領有権主張」を挙げた。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられている。

「日本の自国民に対する教育は洗脳レベルだ。韓国は試験に出るとなればおかしなくらい勉強するから、修能（大学修学能力試験。日本の大学入試センター試験に当たる）の韓国史の1問目は慰安婦問題から出そう」

「高校2年です。今の韓国史の教科書は、独島はおまけ程度で1ページしかないし、慰安婦の内容はほんの少し、親日派の話はほとんど出て来ない」

「韓国人がベトナム戦争でした蛮行や、朝鮮戦争での国軍の慰安婦については、記されないのか？日本よりももっとひどいことをしておきながら、教科書には絶対に入れられない」

「ついでに朴正煕（パク・チョンヒ）や李承晩（イ・スンマン）の親日行動も詳しく書いて」

「過去の日本の軍部や政界は反省を、韓国には謝罪を」

「慰安婦も大事だけど、第2次世界大戦で日本人がアジアで何をしたか、現在の日本政府の態度がどれだけ非難されるべきかも学ぶべきだ」

「日本は独島にちょっかいを出してるけど、韓国はなぜ対馬を放っておくんだ？国民には強く、周辺国には弱い政府」

「日本人の残虐性をありのままに書け」（翻訳・編集/和氣）