2015年8月4日、CNNは、台湾で起こっている指導要領改訂への反対運動が成功すれば、台湾は世界で唯一慰安婦が志願制であったことを認める地域になるだろうと報じた。海外網が伝えた。

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4日、蔡英文（ツァイ・インウェン）民進党主席は、教育部前で抗議する学生たちを訪れ、意見交換した。CNNは、民進党員は戦時中、特権階級であった家庭の出身者が多く、蔡主席の父も日本軍を支持する商人だったと伝えている。そのため、蔡主席は密かに反対運動に資金援助しているのではないかとの疑いが持たれている。

CNNは、戦後、国民党による土地改革は庶民に恩恵をもたらしたが、民進党員の一族、特に地主にとっては不都合な政策であったと伝えている。また、反対運動が成功すれば、台湾は世界で唯一慰安婦が志願制であったことを認める地域になるのではないかと懸念されているとも報じている。

反対運動をしている学生の親からは「子どもを政争の具にするな」との声も上がっている。（翻訳・編集/岡本悠馬）